人々が自己認識に関心を抱く動機の一つは、人生の意味を見出すことです。自分は何者なのか?どこから来たのか?人生の意味は何か?といった存在についての疑問への回答を模索して、努力する人がいます。ですが、その大半は日常のくり返しや生活、仕事などに飲み込まれ、自分にもたらされる生活に同一視し、あるいは迎合して、模索を止めてしまいます。しかしながら、その答えを見出し、その人生を充実させ、幸福で満たす人も存在します。
この勉強の基本的な部分として、人類学と神話学があります。人類学を通して、私達は過去の偉大な文化や、もはや消滅した民族について研究します。それは失われておらず、その教えや文化、神々や知識は、今なお存続しており、それらについて知りたい、そうして自分自身の起源について理解したいと望む研究者全てにとって、価値のあるものです。